【活用ガイド】

JVNDB-2014-004073

Enigmail における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Enigmail は、暗号化が有効かつ BCC 受信者が一人だけ指定されている場合、平文で電子メールを送信するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The Enigmail Project
  • Enigmail 1.7.2 未満の 1.7.x

想定される影響

第三者により、ネットワークを傍受されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Enigmail Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5369
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5369
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0421
更新履歴

  • [2014年09月10日]
      掲載
    [2014年12月02日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0421) を追加