【活用ガイド】

JVNDB-2014-004062

dhcpcd の get_option 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

dhcpcd の get_option 関数には、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


dhcpcd project
  • dhcpcd 4.0.0 から 6.4.3 未満の 6.x

想定される影響

リモートの DHCP サーバにより、(1) bootfile または (2) servername セクションの DHO_OPTIONSOVERLOADED オプションをリセットされることにより、オプションの再処理を誘発し、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

dhcpcd project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6060
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6060
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0334
更新履歴

  • [2014年09月09日]
      掲載

公表日2014/07/30
登録日2014/09/09
最終更新日2014/09/09