【活用ガイド】

JVNDB-2014-004059

Lua の ldo.c 内の vararg 関数におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Lua の ldo.c 内の vararg 関数には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Lua.org
  • Lua 5.1 から 5.2.3 未満の 5.2.x

想定される影響

攻撃者により、大量の固定引数を持つ関数の過度に少ない引数を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Lua.org オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5461
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5461
  2. 関連文書 : Re: CVE request: possible overflow in vararg functions
  3. 関連文書 : MGASA-2014-0414
更新履歴

  • [2014年09月08日]
      掲載
    [2014年11月10日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2014-5461 Buffer Errors vulnerability in Lua) を追加
    [2015年06月08日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0414) を追加