【活用ガイド】

JVNDB-2014-004044

Netmaster 製ケーブルモデム CBW700N における情報漏えいの脆弱性

概要

Netmaster が提供するケーブルモデム CBW700N には、情報漏えいの脆弱性が存在します。

Netmaster が提供するケーブルモデム CBW700N は、デフォルト設定で SNMP を有効にしています。CBW700N は、既知の SNMP コミュニティ名を使用しており、ユーザ名、パスワードおよび WiFi の鍵などの情報を漏えいする脆弱性が存在します (CWE-200)。

CWE-200: Information Exposure
http://cwe.mitre.org/data/definitions/200.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Netmaster
  • Netmaster ケーブルモデム CBW700N ソフトウエア バージョン 81.447.392110.729.024
  • Netmaster ケーブルモデム CBW700N

想定される影響

遠隔の第三者によって、機器に設定されたユーザ名、パスワードおよび WiFi の鍵など機微な情報を取得される可能性があります。
対策

2014年9月5日現在、対策方法は不明です。
ベンダ情報

Netmaster
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4862
参考情報

  1. JVN : JVNVU#90686659
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4862
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#259548
  4. 関連文書 : Rapid7:More SNMP Information Leaks: CVE-2014-4862 and CVE-2014-4863
更新履歴

  • [2014年09月08日]
      掲載
    [2014年09月09日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-4862) を追加