【活用ガイド】

JVNDB-2014-004037

複数の OS 上で稼動する IBM DB2 の SQL エンジンにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux、UNIX、および Windows 上で稼動する IBM DB2 の SQL エンジンには、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 9.5 から 9.5 FP10
  • IBM DB2 9.7 から 9.7 FP9a
  • IBM DB2 9.8 から 9.8 FP5
  • IBM DB2 10.1 から 10.1 FP4
  • IBM DB2 10.5 FP4 未満の 10.5

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、SELECT ステートメントのサブクエリの巧妙に細工された UNION 句を介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3095
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3095
更新履歴

  • [2014年09月05日]
      掲載