【活用ガイド】

JVNDB-2014-004000

IBM PowerVC における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM PowerVC は、(1) api-paste.ini、(2) デバッグログ、(3) インストールプロセス、(4) 環境チェック、(5) powervc-ldap-config、(6) powervc-restore、および (7) powervc-diag に平文のパスワードを使用するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM PowerVC Express Edition 1.2.0.0 から 1.2.0.2
  • IBM PowerVC Express Edition 1.2.1.0 から 1.2.1.1
  • IBM PowerVC Standard Edition 1.2.0.0 から 1.2.0.2
  • IBM PowerVC Standard Edition 1.2.1.0 から 1.2.1.1

想定される影響

ローカルユーザにより、ps コマンドを入力されるまたはファイルを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3093
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3093
更新履歴

  • [2014年09月02日]
      掲載

公表日2014/04/29
登録日2014/09/02
最終更新日2014/09/02