【活用ガイド】

JVNDB-2014-003951

Django のファイルアップロード処理システムのデフォルト設定におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Django のファイルアップロード処理システムのデフォルト設定は、競合する名前を持つファイルがアップロードされる場合、シーケンシャルファイル名の生成処理を使用するため、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Django Software Foundation
  • Django 1.4.14 未満
  • Django 1.5.9 未満の 1.5.x
  • Django 1.6.6 未満の 1.6.x
  • Django 1.7 以上 1.7 release candidate 3 未満

想定される影響

第三者により、同じ名前を持つ複数のファイルをアンローディングされることで、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Django Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0481
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0481
更新履歴

  • [2014年08月28日]
      掲載