【活用ガイド】

JVNDB-2014-003949

複数の QNAP 製品のファームウェアにおけるユーザ名およびハッシュ化されたパスワードを取得される脆弱性

概要

QNAP TS-469U、TS-459U、TS-EC1679U-RP、および SS-839 のファームウェアは、/etc/config/shadow に誰でも読み取り可能な権限 (world-readable permission) を使用するため、ユーザ名およびハッシュ化されたパスワードを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


QNAP Systems
  • SS-839 ファームウェア 4.0.7 Build 20140410
  • TS-459U ファームウェア 4.0.7 Build 20140410
  • TS-469U ファームウェア 4.0.7 Build 20140410
  • TS-EC1679U-RP ファームウェア 4.0.7 Build 20140410
  • SS-839
  • TS-459U
  • TS-469U
  • TS-EC1679U-RP

想定される影響

ローカルユーザにより、パスワードを読まれることで、ユーザ名およびハッシュ化されたパスワードを取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

QNAP Systems
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5457
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5457
  2. 関連文書 : QNAP TS-469U shadow file world readable
  3. 関連文書 : Re: QNAP TS-469U shadow file world readable
更新履歴

  • [2014年08月27日]
      掲載