【活用ガイド】

JVNDB-2014-003939

OpenStack Image Registry and Delivery Service におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenStack Image Registry and Delivery Service (Glance) は V2 API を使用する際、 image_size_cap 構成オプションを適切に適用しないため、サービス運用妨害 (ディスクの消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 14.04 LTS
OpenStack
  • OpenStack Image Registry and Delivery Service (Glance) 2013.2.4 未満
  • OpenStack Image Registry and Delivery Service (Glance) 2014.1.3 未満の 2014.x
  • OpenStack Image Registry and Delivery Service (Glance) Juno-3 未満の Juno

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、過度に大きい画像をアップロードされることで、サービス運用妨害 (ディスクの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5356
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5356
更新履歴

  • [2014年08月27日]
      掲載
    [2014年11月07日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2014:1338) を追加
    [2014年11月21日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2014:1685) を追加

公表日2014/05/22
登録日2014/08/27
最終更新日2014/11/21