【活用ガイド】

JVNDB-2014-003893

phpMyAdmin におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

phpMyAdmin には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The phpMyAdmin Project
  • phpMyAdmin 4.0.10.2 未満の 4.0.x
  • phpMyAdmin 4.1.14.3 未満の 4.1.x
  • phpMyAdmin 4.2.7.1 未満の 4.2.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、以下の項目を介して、任意 の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) js/sql.js に関連するブラウザのテーブル画面 (browse table page)
(2) js/functions.js に関連する ENUM 編集画面 (ENUM editor page)
(3) js/server_status_monitor.js に関連するモニタ画面 (monitor page)
(4) js/tbl_chart.js に関連するクエリチャート画面 (query charts page)
(5) libraries/tbl_relation.lib.php に関連するテーブル連携画面 (table relations page)
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The phpMyAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5273
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5273
更新履歴

  • [2014年08月25日]
      掲載