【活用ガイド】

JVNDB-2014-003882

GNU Readline の util.c 内の _rl_tropen 関数 における任意のファイルを作成される脆弱性

概要

GNU Readline の util.c 内の _rl_tropen 関数 には、任意のファイルを作成、または上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU Readline 6.3 Patch 3 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、/var/tmp/rltrace.[PID] ファイルへのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを作成、または上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2524
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2524
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0319
更新履歴

  • [2014年08月22日]
      掲載