【活用ガイド】

JVNDB-2014-003819

MIT Kerberos 5 の lib/gssapi/spnego/spnego_mech.c の SPNEGO アセプタの acc_ctx_cont 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

MIT Kerberos 5 (別名 krb5) の lib/gssapi/spnego/spnego_mech.c の SPNEGO アセプタの acc_ctx_cont 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


MIT Kerberos
  • Kerberos 5 1.12.2 未満の 1.5.x から 1.12.x

想定される影響

第三者により、SPNEGO ネゴシエーション中、特定のポイントで空の継続トークンを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MIT Kerberos レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4344
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4344
更新履歴

  • [2014年08月15日]
      掲載
    [2015年06月08日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0439) を追加

公表日2014/07/21
登録日2014/08/15
最終更新日2015/06/08