JVNDB-2014-003791
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Microsoft SQL Server におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Microsoft SQL Server は、T-SQL のバッチコマンド処理に対するスタックメモリの使用を適切に制御しないため、サービス運用妨害 (デーモンハング) 状態にされる脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Microsoft SQL Server のスタック オーバーランの脆弱性」と記載されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 単一
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 全面的
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マイクロソフト
- Microsoft SQL Server 2008 for 32-bit Systems SP3
- Microsoft SQL Server 2008 for Itanium-based Systems SP3
- Microsoft SQL Server 2008 for x64-based Systems SP3
- Microsoft SQL Server 2008 R2 for 32-bit Systems SP2
- Microsoft SQL Server 2008 R2 for x64-based Systems SP2
- Microsoft SQL Server 2008 R2 for Itanium-based Systems SP2
- Microsoft SQL Server 2012 for 32-bit Systems SP1
- Microsoft SQL Server 2012 for x64-based Systems SP1
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リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された T-SQL ステートメントを介して、サービス運用妨害 (デーモンハング) 状態にされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
富士通
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- リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
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- CVE-2014-4061
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4061
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2014年8月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2014-0031
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS14-043,044,045,046,047,048,049,050,051)(2014年08月13日)
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- [2014年08月15日]
掲載
[2014年08月20日]
ベンダ情報:富士通 ([重要]WindowsUpdateで公開されたMS14-044:セキュリティ更新プログラム(2984340)について) を追加
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