【活用ガイド】

JVNDB-2014-003714

Cobham Sailor 6000 シリーズの衛星通信用端末に認証情報がハードコードされている問題

概要

** 未確定 ** 本件は、脆弱性として確定していません。

Cobham の Sailor 6000 シリーズの衛星通信用端末には、認証情報がハードコードされている問題が存在します。

Cobham の Sailor 6000 シリーズの衛星通信用端末には、Tbus 2 プロトコル通信で使用される認証情報がハードコードされている問題 (CWE-798) が存在します。Tbus 2 プロトコルはデバイスのメンテナンスに使用されるプロトコルです。

なお、本脆弱性は VU#460687 とは異なる問題です。

CWE-798: Use of Hard-coded Credentials
https://cwe.mitre.org/data/definitions/798.html

なお、ベンダは本件に対し、「他のユーザの証明書を悪用する可能性はない」と述べているとのことです。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Cobham plc
  • SAILOR 6006 Message Terminal
  • SAILOR 6110 mini-C GMDSS
  • SAILOR 6222 VHF
  • SAILOR 6300 MF/HF

想定される影響

第三者によって任意の Tbus 2 コマンドを送信され、システムを操作される可能性があります。
対策

2014年8月8日現在、対策方法は不明です。
ベンダ情報

Cobham plc
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2941
参考情報

  1. JVN : JVNVU#91780498
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2941
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#269991
更新履歴

  • [2014年08月11日]
      掲載
    [2014年08月18日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-2941) を追加
    [2015年11月11日]
      概要:内容を更新