【活用ガイド】

JVNDB-2014-003711

Cobham SATCOM 製品のウェブインターフェースのパスワード復元メカニズムに脆弱性

概要

Cobham の複数の製品のウェブインターフェースには、パスワード復元メカニズムに脆弱性が存在します。

Cobham の複数の製品のウェブインターフェースには、パスワードをリセットする仕組みがあります。この仕組みを解析することは容易であり、管理者アカウントのパスワードを改ざんされる可能性があります(CWE-640)。

CWE-640: Weak Password Recovery Mechanism for Forgotten Password
http://cwe.mitre.org/data/definitions/640.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Cobham plc
  • AVIATOR 200
  • AVIATOR 300
  • AVIATOR 350
  • AVIATOR 700D
  • EXPLORER BGAN
  • SAILOR 150 FleetBroadband
  • SAILOR 250 Fleetbroadband
  • SAILOR 500 FleetBroadband
  • SAILOR 900 VSAT

想定される影響

ウェブインターフェースにアクセスした遠隔の第三者によって、管理者のパスワードがリセットされ、製品を操作される可能性があります。
対策

2014年8月8日現在、対策方法は不明です。

[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

 ・ アクセスを制限する
ベンダ情報

Cobham plc
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-7180
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93326351
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-7180
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#602006
更新履歴

  • [2014年08月11日]
      掲載
    [2014年08月18日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2013-7180) を追加