【活用ガイド】

JVNDB-2014-003706

Ubuntu で使用される Unity におけるロック画面を回避される脆弱性

概要

Ubuntu で使用される Unity は、ロック画面に切り替える際、キーボードフォーカスを適切に取得しないため、ロック画面を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Ayatana Project
  • Unity 7.2.3 未満
  • Unity 7.3.1 未満の 7.3.x

想定される影響

物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、(1) ロック時にテキストが選択されていたマシンを利用される、または (2) サスペンドから復帰されることで、ロック画面を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ayatana Project Canonical
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5195
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5195
更新履歴

  • [2014年08月11日]
      掲載