【活用ガイド】

JVNDB-2014-003659

SAP FI Manager Self-Service におけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

SAP FI Manager Self-Service は、ハードコードされたユーザ名を使用するため、アクセス権を取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-798: Use of Hard-coded Credentials (ハードコードされた認証情報の使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/798.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP FI Manager Self-Service

想定される影響

第三者により、アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5176
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5176
  2. 関連文書 : [Onapsis Security Advisory 2014-024] Hard-coded Username in SAP FI Manager Self-Service
更新履歴

  • [2014年08月04日]
      掲載

公表日2014/04/18
登録日2014/08/04
最終更新日2014/08/04