【活用ガイド】

JVNDB-2014-003633

CUPS における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

CUPS には、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • CUPS 2.0 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) index.html、(2) index.class、(3) index.pl、(4) index.php、(5) index.pyc、または (6) index.py へのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5030
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5030
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0313
更新履歴

  • [2014年07月31日]
      掲載
    [2014年11月21日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1388) を追加
    [2015年06月08日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0313) を追加