【活用ガイド】

JVNDB-2014-003628

GNU C Library におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

GNU C Library (別名 glibc または libc6) には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU C Library 2.20 未満

想定される影響

攻撃者により、.. (ドットドット) を含む (1) LC_*、(2) LANG、または他のロケール環境変数を介して、ForceCommand 制限を回避される、および他の不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0475
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0475
更新履歴

  • [2014年07月31日]
      掲載
    [2014年11月27日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1110) を追加
    [2015年02月25日]
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2015-0092) を追加