【活用ガイド】

JVNDB-2014-003627

GTK+ および Wireshark で使用される Cairo の cairo_image_surface_get_data 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GTK+ および Wireshark で使用される Cairo の cairo_image_surface_get_data 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


cairographics.org
  • cairo 1.10.2

想定される影響

攻撃者により、過度に長い文字列を介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

cairographics.org Wireshark
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5116
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5116
  2. 関連文書 : 107083 : Cairo cairo_image_surface_get_data() Function Data Handling NULL Pointer Dereference DoS
更新履歴

  • [2014年07月31日]
      掲載

公表日2014/02/14
登録日2014/07/31
最終更新日2014/07/31