JVNDB-2014-003595
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Microsoft Windows XP および Microsoft Windows Server 2003 における任意のメモリ領域にデータを書き込まれる脆弱性
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Microsoft Windows XP および Microsoft Windows Server 2003 は、特定の IRP ハンドラのルーチンのアドレスを検証しないため、任意のメモリ領域にデータを書き込まれ、その結果、権限を取得される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「MQAC の任意の書き込み特権の昇格の脆弱性」と記載されています。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-123: Write-what-where Condition (任意の場所に任意の値を書き込むことができる状態) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/123.html
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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マイクロソフト
- Microsoft Windows Server 2003 SP2
- Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems SP2
- Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition SP2
- Microsoft Windows XP sp3 SP3
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ローカルユーザにより、IOCTL コールの巧妙に細工されたアドレスを介して、任意のメモリ領域にデータを書き込まれ、その結果、権限を取得される可能性があります。
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ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2014-4971
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4971
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2014年10月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2014-0039
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS14-056,057,058,059,060,061,062,063)(2014年10月15日)
- 関連文書 : KL-001-2014-002 : Microsoft XP SP3 BthPan.sys Arbitrary Write Privilege Escalation
- 関連文書 : KL-001-2014-003 : Microsoft XP SP3 MQAC.sys Arbitrary Write Privilege Escalation
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- [2014年07月29日]
掲載
[2014年10月17日]
タイトル:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
概要:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
ベンダ情報:マイクロソフト (MS14-062) を追加
ベンダ情報:マイクロソフト (Accessing Risk for the October 2014 Security Updates) を追加
参考情報:IPA 重要なセキュリティ情報 (Microsoft 製品の脆弱性対策について(2014年10月)) を追加
参考情報:JPCERT 注意喚起 (JPCERT-AT-2014-0039) を追加
参考情報:警察庁 @police (マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS14-056,057,058,059,060,061,062,063)(2014年10月15日)) を追加
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