【活用ガイド】

JVNDB-2014-003519

PolarSSL の library/ssl_tls.c の ssl_decrypt_buf 関数 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PolarSSL の library/ssl_tls.c の ssl_decrypt_buf 関数 には、GCM 暗号化スイート (GCM ciphersuites) に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ARM Ltd. (旧 Offspark)
  • PolarSSL 1.2.11 未満
  • PolarSSL 1.3.8 未満の 1.3.x

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ARM Ltd. (旧 Offspark)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4911
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4911
更新履歴

  • [2014年07月23日]
      掲載