【活用ガイド】

JVNDB-2014-003503

Huawei E355 にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Huawei が提供する E355 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Huawei が提供する E355 は、管理およびその他のサービス用のウェブインターフェースを持つ無線ルータです。Huawei のウェブインターフェースには、格納型のクロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

CWE-79: Improper Neutralization of Input During Web Page Generation ('Cross-site Scripting')
https://cwe.mitre.org/data/definitions/79.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム

Huawei E355 の以下のバージョンで脆弱性が確認されています。

Huawei
  • E355 Web UI バージョン 11.001.08.00.03
  • E355 ファームウェア バージョン 21.157.37.01.910
  • E355 ハードウエア バージョン CH1E355SM

その他のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

Huawei が提供するウェブインターフェースを利用して SMS メッセージを閲覧することにより、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

2014年7月22日現在、対策方法は不明です。

[ワークアラウンドを実施する]
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

 ・ スクリプトを無効にする
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2968
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93289423
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2968
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#688812
更新履歴

  • [2014年07月23日]
      掲載
    [2014年07月25日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-2968) を追加