【活用ガイド】

JVNDB-2014-003492

Linux Kernel の net/l2tp/l2tp_ppp.c 内の PPPoL2TP 関数における権限を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/l2tp/l2tp_ppp.c 内の PPPoL2TP 関数には、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.15.6 まで

想定される影響

ローカルユーザにより、l2tp ソケットと inet ソケット間のデータ構造の違いを利用されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4943
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4943
更新履歴

  • [2014年07月22日]
      掲載
    [2014年07月28日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
    [2014年08月06日]
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2014-3047) を追加
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2014-3048) を追加
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2014-0924) を追加
    [2014年11月27日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1025) を追加