【活用ガイド】

JVNDB-2014-003401

Oracle Java SE における Deployment に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE には、Deployment に関する処理に不備があるため、完全性に影響のある脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-4208 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 7 Update 60
  • JDK 8 Update 5
  • JRE 7 Update 60
  • JRE 8 Update 5

以下の製品も本脆弱性の影響を受ける可能性があります。詳細につきましては、ベンダの提供する情報をご確認ください。

VMware:VMSA-2014-0012
想定される影響

第三者により、情報を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : 1686824
  • IBM Support Document : 1686383
  • IBM セキュリティー情報 : 1688518
VMware オラクル 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4220
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4220
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2014-4227等)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2014-0030
更新履歴

  • [2014年07月18日]
      掲載
    [2014年12月01日] 
      ベンダ情報:IBM (1686824) を追加
      ベンダ情報:IBM (1686383) を追加
    [2015年03月18日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:VMware (VMSA-2014-0012) を追加
    [2015年03月27日]
      ベンダ情報:IBM (1688518) を追加