【活用ガイド】

JVNDB-2014-003346

Juniper Junos におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Juniper Junos には、Auto-RP が有効な場合、サービス運用妨害 (RDP ルーティング処理のクラッシュおよび再起動) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 11.4 以上 11.4R12 未満
  • Junos OS 12.1 以上 12.1R10 未満
  • Junos OS 12.1X44 以上 12.1X44-D35 未満
  • Junos OS 12.1X45 以上 12.1X45-D25 未満
  • Junos OS 12.1X46 以上 12.1X46-D20 未満
  • Junos OS 12.1X47 以上 12.1X47-D10 未満
  • Junos OS 12.2 以上 12.2R8 未満
  • Junos OS 12.3 以上 12.3R7 未満
  • Junos OS 13.1 以上 13.1R4 未満
  • Junos OS 13.2 以上 13.2R4 未満
  • Junos OS 13.3 以上 13.3R2 未満
  • Junos OS 14.1 以上 14.1R1 未満

想定される影響

第三者により、不正な形式の PIM パケットを介して、サービス運用妨害 (RDP ルーティング処理のクラッシュおよび再起動) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3819
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3819
更新履歴

  • [2014年07月15日]
      掲載