【活用ガイド】

JVNDB-2014-003295

Cisco Small Business SPA300 および SPA500 シリーズの IP phone の Web ユーザインターフェースにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Cisco Small Business SPA300 および SPA500 シリーズの IP phone の Web ユーザインターフェースには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuo52582 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco SPA 301 1-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.5) およびそれ以前
  • Cisco SPA 303 3-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.5) およびそれ以前
  • Cisco SPA 501G 8-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 502G 1-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 504G 4-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 508G 8-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 509G 12-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 512G 1-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 514G 4-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 525G 5-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前
  • Cisco SPA 525G2 5-Line IP Phone ファームウェア 7.5(.4) およびそれ以前

Cisco SPA900 Series IP Phone も本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
想定される影響

第三者により、巧妙に細工された URL を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3313
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3313
更新履歴

  • [2014年07月10日]
      掲載

公表日2014/07/09
登録日2014/07/10
最終更新日2014/07/10