【活用ガイド】

JVNDB-2014-003292

PHP の SPL コンポーネントにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

PHP の SPL コンポーネントは、非シリアル化後、特定のデータ構造が配列データ型を有するということを誤って予測するため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.4.30 未満
  • PHP 5.5.14 未満の 5.5.x
アップル
  • Apple Mac OS X 10.9 から 10.9.4

想定される影響

第三者により、Hashtable デストラクタの利用を誘発する巧妙に細工された文字列を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group アップル
  • Apple Security Updates : HT6443
  • Apple セキュリティアップデート : HT6443
ターボリナックス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3515
参考情報

  1. JVN : JVNVU#93868849
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3515
更新履歴

  • [2014年07月10日]
      掲載
    [2014年09月22日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:アップル (HT6443) を追加
      参考情報:JVN (JVNVU#93868849) を追加
    [2014年11月28日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1765) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1766) を追加
    [2015年03月27日]
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2014-8) を追加