【活用ガイド】

JVNDB-2014-003228

Cisco ASR 9000 デバイスの Trident ラインカード上で稼動する Cisco IOS XR におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco ASR 9000 デバイスの Trident ラインカード上で稼動する Cisco IOS XR は、静的なパントのポリサーを欠いているため、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCun83985 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XR
  • Cisco IOS XR ソフトウェア 5.1
  • Cisco ASR 9000 シリーズ RSP440
  • Cisco ASR 9001 ルータ
  • Cisco ASR 9006 ルータ
  • Cisco ASR 9010 ルータ
  • Cisco ASR 9904 ルータ
  • Cisco ASR 9912 ルータ
  • Cisco ASR 9922 ルータ

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された大量のパケットを送信されることで、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3308
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3308
更新履歴

  • [2014年07月08日]
      掲載
    [2014年08月06日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      対策:内容を更新
      ベンダ情報:シスコシステムズ (34843) を追加