【活用ガイド】

JVNDB-2014-003034

Core FTP LE のクライアントにおけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Core FTP LE のクライアントには、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Core FTP
  • Core FTP LE 2.2 build 1798

想定される影響

リモートの FTP サーバにより、下記のコマンドの応答の過度に長い文字列を介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。

(1) USER コマンド
(2) PASS コマンド
(3) PASV コマンド
(4) SYST コマンド
(5) PWD コマンド
(6) CDUP コマンド
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Core FTP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4643
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4643
  2. 関連文書 : 100604108051 : Core FTP Client Multiple Server Command Response Handling Remote Heap Buffer Overflow
更新履歴

  • [2014年06月27日]
      掲載

公表日2014/06/11
登録日2014/06/27
最終更新日2014/06/27