【活用ガイド】

JVNDB-2014-003031

GnuPG の g10/compress.c の do_uncompress 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GnuPG の g10/compress.c の do_uncompress 関数には、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GnuPG 1.4.17 未満の 1.x
  • GnuPG 2.0.24 未満の 2.x

想定される影響

攻撃者により、不正な形式の圧縮されたパケットを介して、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4617
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4617
更新履歴

  • [2014年06月26日]
      掲載
    [2015年06月19日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - April 2015) を追加