【活用ガイド】

JVNDB-2014-003027

Samba の nmbd の sys_recvfrom 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Samba の nmbd の sys_recvfrom 関数には、サービス運用妨害 (無限ループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Samba Project
  • Samba 3.6.24 未満の 3.6.x
  • Samba 4.0.19 未満の 4.0.x
  • Samba 4.1.9 未満の 4.1.x

想定される影響

第三者により、不正な形式の UDP パケットを介して、サービス運用妨害 (無限ループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Samba Project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0244
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0244
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0279
更新履歴

  • [2014年06月25日]
      掲載
    [2014年08月05日]
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2014-0866) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0866) を追加
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0279) を追加
    [2014年08月25日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Samba) を追加