【活用ガイド】

JVNDB-2014-003025

OS X 上で稼働する Symantec PGP Desktop および Encryption Desktop Professional におけるファイル操作時の制限を回避される脆弱性

概要

OS X 上で稼働する Symantec PGP Desktop および Encryption Desktop Professional は、一時ファイルに誰でも書き込み可能な権限 (world-writable permission) を使用するため、ファイルの読み込み、変更、作成、および 権限変更時の制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Symantec Encryption Desktop Professional 10.3.2 MP2 未満の 10.3.x
  • Symantec PGP Desktop 10.x

想定される影響

ローカルユーザにより、ファイルの読み込み、変更、作成、および 権限変更時の制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
  • Symantec Security Advisory : SYM14-011
  • シマンテック セキュリティ・アドバイザリー : SYM14-011
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3431
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3431
更新履歴

  • [2014年06月24日]
      掲載