【活用ガイド】

JVNDB-2014-003006

cups-filters の cups-browsed の utils/cups-browsed.c における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

cups-filters の cups-browsed の utils/cups-browsed.c 内の generate_local_queue 関数には、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-2707 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-77: Improper Neutralization of Special Elements used in a Command (コマンドインジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/77.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux Foundation
  • cups-filters 1.0.53 未満

想定される影響

リモートの IPP プリンタにより、ホスト名のシェルのメタ文字を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4336
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4336
更新履歴

  • [2014年06月24日]
      掲載