【活用ガイド】

JVNDB-2014-002939

Cisco NX-OS の HSRP の実装における認証を回避される脆弱性

概要

Cisco NX-OS の HSRP の実装には、認証を回避され、サービス運用妨害 (グループメンバの状態の変更およびトラフィックのブラックホール化) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCup11309 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS 6.2(2a) およびそれ以前

想定される影響

第三者により、不正な形式の HSRP パケットを介して、認証を回避され、サービス運用妨害 (グループメンバの状態の変更およびトラフィックのブラックホール化) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3295
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3295
更新履歴

  • [2014年06月17日]
      掲載