【活用ガイド】

JVNDB-2014-002937

ASR 9000 デバイス上で稼働する Cisco IOS XR におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ASR 9000 デバイス上で稼働する Cisco IOS XR には、Trident ベースのラインカードを使用する場合、サービス運用妨害 (NP チップおよびラインカードのリロード) の脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCun71928 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XR 4.1.2 から 5.1.1
  • Cisco ASR 9001 ルータ
  • Cisco ASR 9006 ルータ
  • Cisco ASR 9010 ルータ
  • Cisco ASR 9904 ルータ
  • Cisco ASR 9912 ルータ
  • Cisco ASR 9922 ルータ

想定される影響

第三者により、不正な形式の IPv6 パケットを介して、サービス運用妨害 (NP チップおよびラインカードのリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2176
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2176
更新履歴

  • [2014年06月17日]
      掲載