【活用ガイド】

JVNDB-2014-002789

Cisco Wireless LAN Controller デバイスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) デバイスには、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデバイスの再起動) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuo12321 として公開しています。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 7.6(.100.0) およびそれ以前
  • Cisco Wireless LAN Controller

想定される影響

第三者により、SNMP ポーリング中に適切に処理されない Cisco Discovery Protocol パケットデータのゼロ値を介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデバイスの再起動) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3291
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3291
更新履歴

  • [2014年06月10日]
      掲載