【活用ガイド】

JVNDB-2014-002770

GnutTLS で使用される GNU Libtasn1 の DER デコーダにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GnutTLS で使用される GNU Libtasn1 の DER デコーダには、サービス運用妨害 (out-of-bounds read) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU Libtasn1 3.6 未満
  • GnuTLS
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5
  • Red Hat Enterprise Linux 6

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された ASN.1 データ を介して、 サービス運用妨害 (out-of-bounds read) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3467
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3467
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0247
更新履歴

  • [2014年06月09日]
      掲載
    [2014年07月28日]
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2014-0594) を追加
      ベンダ情報:オラクル (ELSA-2014-0596) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in GnuTLS) を追加
    [2014年08月06日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0815) を追加
    [2015年06月09日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0247) を追加