【活用ガイド】

JVNDB-2014-002691

複数の VMware 製品の VMware Tools におけるゲスト OS の権限を取得される脆弱性

概要

複数の VMware 製品の VMware Tools は、Windows 8.1 のゲスト OS が使用されている場合、ゲスト OS の権限を取得される、またはサービス運用妨害 (カーネルの NULL ポインタデリファレンスおよびゲスト OS クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware Fusion 6.0.3 未満の 6.x
  • VMware Player 6.0.2 未満の 6.x
  • VMware Workstation 10.0.2 未満の 10.x
  • VMware ESXi 5.0
  • VMware ESXi 5.1
  • VMware ESXi 5.5

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、ゲスト OS の権限を取得される、またはサービス運用妨害 (カーネルの NULL ポインタデリファレンスおよびゲスト OS クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3793
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3793
更新履歴

  • [2014年06月03日]
      掲載
    [2014年06月16日]
      CVSS による深刻度:内容を更新