【活用ガイド】

JVNDB-2014-002682

Cisco Wide Area Application Services におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Wide Area Application Services (WAAS) は、SharePoint アクセラレーションが有効になっている場合、SharePoint のレスポンスを適切に解析しないため、サービス運用妨害 (アプリケーション最適化ハンドラのリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCue47674 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wide Area Application Services ソフトウェア 5.3(.5a) およびそれ以前
  • Cisco Wide Area Application Engine

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された SharePoint アプリケーションを介して、サービス運用妨害 (アプリケーション最適化ハンドラのリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3285
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3285
更新履歴

  • [2014年06月02日]
      掲載

公表日2014/05/28
登録日2014/06/02
最終更新日2014/06/02