【活用ガイド】

JVNDB-2014-002672

Alfresco Enterprise に複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Alfresco Enterprise には、次の処理に起因する複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

・ログインしたユーザによるファイルアップロード
・ログインしたユーザによって入力されたデータに対するフィルタリング
・GET リクエストのパラメータ
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Sergio Martin Morillas
  • Alfresco Enterprise 4.1.6 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートまたはパッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へのバージョンアップや適切なパッチの適用を行ってください。

2014年5月29日現在、本脆弱性は hotfix 4.1.6.13 または、バージョン 4.1.8 以降で修正されています。
ベンダ情報

Sergio Martin Morillas
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2939
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92769077
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2939
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#537684
更新履歴

  • [2014年05月29日]
      掲載
    [2014年06月04日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧：CWE-ID を追加
      参考情報：National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2014-2939) を追加

公表日2014/05/28
登録日2014/05/29
最終更新日2014/06/04