【活用ガイド】

JVNDB-2014-002652

Cisco MDS 9000 デバイスおよび Nexus 7000 デバイス上で稼働する Cisco NX-OS の MTS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco MDS 9000 デバイスおよび Nexus 7000 デバイス上で稼働する Cisco NX-OS の Message Transfer Service (MTS) には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびカーネルパニック) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCtw98915 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS 6.0 以上 6.2(7) 未満
  • Cisco MDS 9000 シリーズ ソフトウェア 6.2(7) 未満
  • Cisco MDS 9100 シリーズ ソフトウェア 6.2(7) 未満
  • Cisco Nexus 7000 10 スロットスイッチ ソフトウェア 6.0 以上 6.0(2) 未満
  • Cisco Nexus 7000 18 スロットスイッチ ソフトウェア 6.0 以上 6.0(2) 未満
  • Cisco Nexus 7000 9 スロットスイッチ ソフトウェア 6.0 以上 6.0(2) 未満
  • Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチ ソフトウェア 6.0 以上 6.0(2) 未満

想定される影響

第三者により、 大量のトラフィックを介して、(NULL ポインタデリファレンスおよびカーネルパニック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2201
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2201
更新履歴

  • [2014年05月28日]
      掲載