【活用ガイド】

JVNDB-2014-002651

Nexus 7000 デバイス上で稼働する Cisco NX-OS における権限を取得される脆弱性

概要

Nexus 7000 デバイス上で稼働する Cisco NX-OS には、ローカル認証および複数の VDC が有効になっている場合、意図しない VDC 内で権限を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCti11629 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS 5.0 以上 5.0(5) 未満
  • Cisco Nexus 7000 10 スロットスイッチ
  • Cisco Nexus 7000 18 スロットスイッチ
  • Cisco Nexus 7000 9 スロットスイッチ
  • Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチ

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、意図しない VDC 内において、 管理インターフェースへの SSH セッション内の巧妙に細工された SSH 鍵 データを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2200
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2200
更新履歴

  • [2014年05月28日]
      掲載