【活用ガイド】

JVNDB-2014-002631

ASR 1000 シリーズのデバイス上で稼働する Cisco IOS XE におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ASR 1000 シリーズのデバイス上で稼働する Cisco IOS XE には、PPPoE termination が有効になっている場合、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuo55180 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XE 3.7S(.2) およびそれ以前
  • Cisco ASR 1001 ルータ
  • Cisco ASR 1002 Fixed ルータ
  • Cisco ASR 1002 ルータ
  • Cisco ASR 1002-X ルータ
  • Cisco ASR 1004 ルータ
  • Cisco ASR 1006 ルータ
  • Cisco ASR 1013 ルータ
  • Cisco ASR 1023 ルータ

想定される影響

第三者により、不正な形式の PPPoE パケットを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3284
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3284
更新履歴

  • [2014年05月28日]
      掲載