【活用ガイド】

JVNDB-2014-002594

IBM WebSphere Portal における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM WebSphere Portal は、JSP を含んでいることを検証をしないため、重要な情報を取得される、リクエストディスパッチャ (request-dispatcher) のアクセス制限を回避される、またはサービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Portal 6.1.5 から 6.1.5.3 CF27
  • IBM WebSphere Portal 7.0 から 7.0.0.2 CF28
  • IBM WebSphere Portal 8.0 以上 8.0.0.1 CF12 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された URL を介して、重要な情報を取得される、リクエストディスパッチャ (request-dispatcher) のアクセス制限を回避される、またはサービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0954
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0954
更新履歴

  • [2014年05月26日]
      掲載
    [2014年07月02日]
      CVSS による深刻度:内容を更新