【活用ガイド】

JVNDB-2014-002575

Google Chrome で使用される Blink の core/dom/StyleElement.cpp におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Google Chrome で使用される Blink の core/dom/StyleElement.cpp の StyleElement::removedFromDocument 機能には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 35.0.1916.114

想定される影響

第三者により、ツリーの変更を誘発する巧妙に細工された JavaScript コードを介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1743
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1743
更新履歴

  • [2014年05月22日]
      掲載