【活用ガイド】

JVNDB-2014-002558

Jinja2 の FileSystemBytecodeCache における権限を取得される脆弱性

概要

Jinja2 の FileSystemBytecodeCache は、適切に一時ディレクトリを作成しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-1402 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Pocoo
  • Jinja2 2.7.2

想定される影響

ローカルユーザにより、ユーザの uid を持った一時ディレクトリを事前に作成されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Pocoo オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0012
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0012
更新履歴

  • [2014年05月21日]
      掲載
    [2014年12月25日]
      ベンダ情報：オラクル (Multiple vulnerabilities in Jinja2) を追加

公表日2014/01/10
登録日2014/05/21
最終更新日2014/12/25