【活用ガイド】

JVNDB-2014-002552

Cisco Unified Border Element デバイス上で稼動する Cisco IOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Unified Border Element (CUBE) デバイス上で稼動する Cisco IOS には、サービス運用妨害 (入力キューの消費およびトラフィック処理の停止) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuj72215 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.2(4)M4
  • Cisco Unified Border Element

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された RTCP パケットを介して、サービス運用妨害 (入力キューの消費およびトラフィック処理の停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3268
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3268
更新履歴

  • [2014年05月21日]
      掲載