【活用ガイド】

JVNDB-2014-002548

複数の Cisco セキュリティ アプライアンス上で稼働する Cisco AsyncOS におけるロールの権限を取得される脆弱性

概要

Cisco Email セキュリティ アプライアンス (ESA) およびコンテンツ セキュリティ管理アプライアンス (SMA) デバイス上で稼働する Cisco AsyncOS は、Active Directory が有効な場合、グループ名を適切に処理しないため、ロールの権限を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCum86085 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS 7.6(.2) およびそれ以前
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス

想定される影響

第三者により、グループ名の類似性を利用されることで、ロールの権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2195
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2195
更新履歴

  • [2014年05月21日]
      掲載