JVNDB-2014-002467
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Microsoft Office の MSCOMCTL ライブラリにおける ASLR 保護メカニズムを回避される脆弱性
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Microsoft Office の MSCOMCTL ライブラリには、ASLR 保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「MSCOMCTL ASLR の脆弱性」と記載されています。
本脆弱性への攻撃が 2014 年 5 月に観測されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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マイクロソフト
- Microsoft Office 2007 SP3
- Microsoft Office 2010 SP1 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP1 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2013 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2013 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2013 RT
- Microsoft Office 2013 RT SP1
- Microsoft Office 2013 SP1 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2013 SP1 (64 ビット版)
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第三者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、ASLR 保護メカニズムを回避される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
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- CVE-2014-1809
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1809
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2014-0021
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS14-022,023,024,025,026,027,028,029)(2014年05月14日)
- IPA 緊急対策情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2014年5月)
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